☆2011年3月の戯れ言

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2011年03月31日 木曜日
 日本にとって激動の3月も、いよいよ終わりか。1ヶ月前、沖縄へ発ったときには、まさかこんなことになるとは夢にも思わなかったが、3月11日を境に日本の雰囲気がガラリと変わってしまった感がある。まぁ、俺は16日まで沖縄にいたから、帰って来て雰囲気の変わりように愕然としたのだが。
 納豆がない、牛乳がない、ヨーグルトない……といった物不足から、電力不足を懸念しての節電呼びかけや計画停電まで、つい1ヶ月前までいったい誰が想像しただろうか? 
 そして、過剰な自粛ムードが日本全体に暗い影を落としている。俺たち生者がやることは、前を向いて進むことだ。いつまでも下を向いて、「自粛」だの「不謹慎」だのと言っていたら、今度は日本という国自体がダメになってしまうだろう。
 ま、原発問題もさることながら、老害政治家と無能政治家のせいで立ち直るキッカケすら掴めない現状に、気持ちが暗くなるのも分かるけどさ(^^;
 とにかく、原発の問題を最優先に片付けるのは当然として、被災地の復興と関東地方での夏の電力不足問題の解消という面も、政府は急いでやらなくてはならない。火力発電所の建設なんかを今から急いでやっても今夏には間に合わないのだし、工場や家庭で太陽光や風力と言った自然エネルギー発電施設を備えるのに多めの補助金を出すとか減税するとか、そういう政策が必要なんじゃないかね?
 自然エネルギーは不安定だと言うが、何も100%を補う必要はない。消費電力の何割かを補ってもらえれば、それだけでもかなり違いが出るはずだ。特に、原発で電力を供給できることを前提にしたオール電化住宅などは、今後は自然エネルギー発電による補佐を義務づけるなどの措置が必要だろうな。ま、計画停電でオール電化の脆さが明らかになったから、今後オール電化にわざわざしようって家も減るかもしれんが。
 なんてことを思いつつ、俺はいつも通りの生活。
 ゲラチェックも終わり、なんとか一息……と言いたいが、そうも言っていられないんだよね。やることは山積。まだまだ頑張らないと。 


2011年03月30日 水曜日
 いつも通り、いつも通り。俺がするべきことは、ひたすら仕事をすること。
 というワケで、今日もいつもと変わらず原稿を書いていた。ひとまず、明日を乗り切れば少しだけ楽に……なるのではなく、する(^^; 沖縄から帰ってきてから、ほぼ全力全開だからな。ここらで一息入れないと、オーバーヒートを起こす。ま、そのあとは今まで以上に全力全開にしなきゃならんけど。頑張る。


2011年03月29日 火曜日
 う~ん、なんか今日が水曜日のような気がして仕方がなかった。まぁ、まだ1日余裕があったと思えば、いい意味での感覚の狂いだが。
 ということで、今日もいつも通りの生活。
 さて、それにしても困った。今週末まで忙しいのは分かっていたが、この先もっと忙しくなるのが確定しそうだわ。てか、マジで俺のキャパを超えそう。5月6月は、果たして友人と遊んだり旅行したりする暇があるのだろうか? せめて1泊でもいいから、どっか行きたいんだがなぁ。
 それにしても、サッカーの慈善試合、三浦知良(カズ)がホントにゴールを決めたねぇ。ま、俺はそのとき風呂に入っていてリアルには見てなかったんだが、あとで映像を見ても「スゲー」と素直に思ったよ。いやホント、ゴールシーンを見ただけで涙が出そうになるってのは、滅多にないぜよ。
 なんつーかね、カズは年齢のこともそうだが、「ゴールを決める」という誓いを有言実行したことで、諦めない強さを感じさせてくれた。どんなにどん底でも、諦めずに努力し続ける人間にはいつか光明が輝く。そんなことを、カズのゴールは伝えてくれた気がする。震災の被災者の人たちにも、彼の思いと強さが伝わってくれることを願ってやまない。 


2011年03月28日 月曜日
 午前中は、ちょっといろいろあって仕事にならず。
 昼は、新宿に出て昼食と買い物をして、それから地元に戻って喫茶店でゲラチェック。とにかく、今はやるべきことをやるしかない。そんな感じで時間が足りないのに、午前中が使えなかったのは痛かった。ま、仕方がないけど。
 今日は、気温が低めだったため花粉の量が少なかったようで、思っていたほど目に来なかったが、明日は暖かくなってドッと来そうな予感。目がかゆくなると集中力が一気に落ちるから、今から戦々恐々だぜよ。また、花粉対策メガネの出番かにゃ?
 ああ、それにしてもなんだかだんだんと納豆が恋しくなってきた。最後に食べたのが、沖縄で9泊したホテルの朝食でだから、もう2週間以上になる。2週間以上も納豆を食わなかったことなんて、少なくとも一人暮しを始めてからは一度もないぜ。
 って言うか、沖縄から帰ってきてから、もうそんなに経つんだなぁ。結局、花粉のピークが遅れてしまって、本来の「花粉逃れ」という点ではあまり意味がない旅行になってしまったよねぇ。まぁ、環境を変えたリフレッシュ効果と、仕事に専念しやすい環境だったおかげで、想定より早く仕事が進んだのは結果的によかったけど。
 それに、沖縄にいたおかげで震災時の地震の揺れを体感しなかったのも、周囲の人の話など聞く限りはラッキーだったのだろう。物書き的な好奇心としては、また逆のことを思ってしまったりもするのだが(^^;


2011年03月27日 日曜日
 今日は、なんとか花粉対策メガネを使わずに済んだ。風が弱かったからね。
 とにかく、いろいろとやることがあるので、プロット作ったり、ゲラやったりと今日もいつも通りの生活。
 んで、久しぶりに本物の牛乳をゲットできた\(^o^)/ さすがに、値段が20円くらい上がっていたけど、ちょうど明日くらいに低脂肪乳と豆乳が切れそうだから、ついつい買っちゃったよ。あとは、納豆だな。果たして、回復はいつ? 


2011年03月26日 土曜日
 朝から目がかゆく、このまま外に出たら仕事どころじゃないと思って、ついに花粉対策メガネを使ったぜ。これ、去年作ったんだけど、去年は花粉が少なくて確か1回しか使わなかったんだ。で、その1回で気分が悪くなった(^^; ま、新しいメガネによくある「目が慣れていない」という状態なのだが、同時に花粉対策で隙間なく作られているせいでメガネ自体の調整幅が限定されて、顔にぴったりフィットしていない、ということも要因ではあろう。
 とはいえ、今日は風が強かったし、普通のメガネで外に出たら花粉が目に入って死ぬほど辛くなるのは自明の理。となれば、喫茶店で仕事するときには普通のメガネをかけ、外を歩くときには花粉対策メガネをかける、というやり方がベストだろう。
 そう考えて、実行したワケだが……うん、目がかゆくならなくて、花粉対策メガネの効果を実感した。さすがに、目のまわりを覆うような形になっているため、ちょっと隙間があっても普通のメガネと比べれば花粉の侵入量が段違い。
 ところで、俺の愛機AD250ieだが、どうもネコが雨よけにしているらしく、しばしばネコの足跡がサドルについていた。そこで今日、犬猫よけを買ってきた。どこのネコか知らんが、オシッコとか糞とかされたらイヤだからね。転ばぬ先の杖。
 そんなこともあったが、とにかく今日も普通に仕事をしていた。
 一時期、品薄になっていたトイレットペーパーやティッシュペーパーは、もう潤沢に供給されるようになったね。普通に売っていたわ。ガソリンと同様、必要もないのにパニックを起こして慌てて買って家に大量に転がしている奴、今頃は涙目に違いあるまい(笑)
 てか、ホントなんで日本人はこの手のパニックになると、トイレットペーパーを買いに走るのだろう? オイルショックの記憶があるから、という説もあるけど、あれだってデマがキッカケだったらしいし、水が流せなくなったらペーパーだけあったって意味ねーじゃん。
 ちなみに、お袋の友人が震災前に中国へ行っていて、震災後に向こうでトイレットペーパーを買って帰ってきたそうな。えっと、中国のトイレットパーパーは確か水に溶けないんじゃなかったかな? そんなもんトイレに流していたら、そのうち詰まるぜ(^o^;
 現状、問題があるとしたら牛乳と納豆。こいつらの品薄だけは、まだしばらく続きそうかなぁ?


2011年03月25日 金曜日
 午前中は、少し時間が空いたので、新しい外付けHDDのセットアップとデータ移行作業。さすがに、80GB程度のHDDではバックアップを取るにも限界が来ていて、新しいHDDを勝手置いたんだわ。今度は一気に2TBになったから、メインPCの内蔵HDDを丸ごとバックアップしても余裕(^o^)v
 午後は、地元でランチをご馳走になりつつ打ち合わせ。いやはや、やはり震災の影響はでかいなぁ。ただでさえ出版不況と言われて久しい業界が、震災のせいでますます先の見通しがまったく立たない状況になったことを、痛感したよ。
 しかし、別に仕事がなくなったわけじゃないし、今はとにかく自分にできることをする=原稿を書くしかない、と改めて誓いを立てた。作家は原稿を書いてなんぼなんだし、今はそうして商品を出すことが経済復興への微力な手助けと信じて、やれる限りの仕事をやっていくだけだ。
 その後、喫茶店で軽く仕事。打ち合わせた内容は、新鮮なウチに簡単にでもまとめるに限る。まぁ、明日からはゲラを平行してやらなきゃイカンのだが。うひ~。他のことも含めると、また3つ同時にやらなきゃ。時間配分を、ちゃんと考えないとイカンね。


2011年03月24日 木曜日
 午後、バイクでファミレスに出かけたんだけど、どこも結構混んでたな。みんな、節電疲れのストレス発散で外食に転じているのか(家にいなけりゃ電気の使用は最小限だもんな)、あるいは日本経済のために少しでも金を回そうとしているのか……ま、後者はあまりないか(^^;
 ちなみに、俺が入ったファミレスは地震の影響で限定メニュー営業だった。
 とにもかくにも、ランチを食いつつ仕事をして、無事に原稿完成!\(^o^)/ いったん家に戻ってサクッとメール送信、と。想定よりも、半日早くできたぜ。
 おかげで、夕方は少し時間ができたため、自分へのご褒美と節電と日本経済に貢献するため、外でメシを食うことにした。
 いや~、あんなに癖のないレバ刺しは初めて食ったわ。レバーってものの概念が、マジで覆されたね。あれなら、レバー嫌いでも食えると思うよ。てか、俺そうだし。値段は高くついたけど、その価値はあったと思う。
 なんてことで、帰宅して入浴~。
 そうして、風呂から上がったタイミングで、狙ったように担当氏から電話。いやはや、まだパンツを穿いてTシャツを着ただけなんですけど(^^; 結局、電話をしながら長袖のシャツだけ着たもののけど、危うく風邪を引くかと思ったわ。
 それにしても、今日はガソリンスタンドで自動車の列なんてまったく見なかった。ようするに、もうガソリンは充分に行き渡ったのだろう。さて、先週何時間も長蛇の列をなして給油した人の中で、果たして今週までにガソリンタンクの燃料が半分以下になるくらい車を使った人は、いったい何人くらいいるのだろう? そりゃ、仕事で使ってる人は仕方がないけど、不安に駆られて給油した人は今週の状況を見て「失敗した」と思っているのではないだろうか? 先週、給油までにかかった時間と今週まで我慢することを天秤にかけた場合、あわてて給油した人の大半が、時間的な意味で大損したはずだ。
 ガソリン税の暫定税率廃止とか復活云々のときは、値段に影響のある話だからまだ理解できた。が、今回はガソリン不足など一時的なものだ、とさんざん言われていたのにパニックを起こしてさ。みっともないとは、思わないのだろうか?
 それは、水のこともそう。昨日、浄水場の水から放射性物質が検出されたからって、乳児もいないのにあわててミネラルウォーターを買いに走ったのは、まさに愚か者。今日になったら、もう濃度は下がったし、ホントみっともないったらありゃしない。 
 ちなみに、ミネラルウォーターだからと言って、むやみに乳児のミルクに使ったりしてはいけないらしい。詳しくはこっちでも見てもらうとして、とにかくある程度成長した人間なら摂取しても問題ないレベルなのに、放射性物質が検出されたというだけで過剰反応をするのは、まったくもって愚の骨頂としか言いようがないわ。
 あとさ、思わず笑っちゃったのが「地面の黄色い塊はスギ花粉=放射性物質疑う電話が殺到-天気相談所」って記事。みんな、地震と原発問題でスギ花粉症のことを忘れていたようだな。ああ、忘れられる人が羨ましいよ。こちとら、まだ症状に苦しんでいるのに(>_<)
 まったく、放射性物質がなんで黄色い塊になるんだよ? もう少し冷静になって、一息ついて物事を考えようぜ。
 ガソリンのことと言い、買い占めのことと言い、どうして短絡的な行動に走る人が多いのだろう? 先週などに慌てて行動した人は、今現在になって後悔も反省もしていないのだろうか? していないのなら、それは個人の価値観の違いとしか言いようがないが、もし「失敗した」「やるんじゃなかった」と思っているのなら、次から同じ轍を踏まないようにすることだ。
 とにかく、まずは落ち着いて、「それが今、本当にやらなくてはならないことか? 今、本当に必要な物か?」と自分自身に問いかけ、1週間後に後悔や反省をしない行動を選択する。そういう姿勢が、こういう状況だからこそ求められているのだと思う。
 俺? 俺は、いたってマイペース。牛乳や納豆を買えないからって、別に焦りもしないし、それ以外は普通に生活しているさ。人間万事塞翁が馬。なるよになるしかないだばさ。


2011年03月23日 水曜日
 午前中は晴れ間もあったが、15時頃から雨が降り出して一気に冷えた。洗濯物が乾かんorz
 ま、そんな天気ではあったものの、俺はいつも通りの生活。てか、もういつも通りにするしかない。そうしないと、間に合わないから。ひー(汗)


2011年03月22日 火曜日
 午前中は仕事をして、昼に新宿へ出た。で、昼食のあとは喫茶店で仕事をして医者。
 ホント、そろそろ減感作療法を考えないと、永遠に花粉症&通年性アレルギー性鼻炎の辛さからは解放されることがない。
 そんな最中、担当氏から「〆切を早めて欲しい」というメール。一応、事前にその可能性を示唆されていて、仕事をペースアップしていたから担当氏が言うギリギリよりも、少し早いくらいに渡せるんだけどね。
 あと、別の打ち合わせも決まったり。なんか、これから来週にかけて相当に慌ただしくなるなぁ。俺、実家に戻ってパーマをかける暇があるのだろうか?


2011年03月21日 月曜日 春分の日
 今日は祝日。で、雨。
 ホントは、いつも通りに過ごす予定だったのだが、急遽新宿へ出る羽目に。まぁ、仕事に影響なかったからいいんだけど。
 明日も新宿に出なきゃいけないので、2日連続ってことになるのだが、用件がまったく違うので仕方がない。
 今日は、花粉がほとんど飛んでなかったらしく、症状が極めて軽かった。目のかゆみがないだけで、ホント楽だわ。とはいえ、残留花粉とハウスダストがあるから、症状は完全には治まらないんだけど。
 それにしても、いくらトイレットペーパーが売ってないからって、ホームセンターのトイレに置いてあるトイレットペーパーを盗んでいく奴がいるんだねぇ。それって、立派な窃盗だから。犯罪だから。ホームセンター側も、トイレットペーパー程度のことでいちいち警察に訴えたりはしないだろうけど、犯罪行為に変わりなし。
 世界から驚かれた日本人の規律のよさだが、あいにく被災地の商店などでは密かに窃盗が起きているらしい。食料品だけなら生存権もあって文句は言えないが、衣類やアクセサリーなどを盗んでいく奴もいるそうだ。そういうのは言語道断。
 まぁ、他国のようにテレビに映っているのに堂々とやらんところが日本人らしいと言えるかもしれんし、盗んだのが日本人とも限らんけど。なんにしても、100%が善人ではなく日本人の中にもこういったモラルを欠いた人間がいることも、また事実として受けとめなくてはなるまい。そして、いくら災害現場とはいえ、犯罪を犯した以上は捕まって裁きを受けるべきだ。
 ところで、こんな記事を見つけた。
「計画停電で使用できない」 太陽光発電、操作周知にメーカー躍起
 まぁ、俺が14日に述べたのは、基本的には家庭用発電を増やすことで東京電力への依存を減らすって意味なんだが、てっきり停電が起きてしまった場合の対策として使えると勘違いもしていた。とにかく、この記事を見て初めて知ったのは、家庭用の太陽光発電装置は、パワーコンディショナー(パワコン)という装置を使い、太陽電池で発電した直流電流を、家庭で使用できる交流電流に変換している。ただ、パワコンを動かすための電気は、通常、電力会社から送られる系統電力に依存しており、そのままでは日中発電していても、電気が使えない。使用するためには、家のブレーカーをオフにし、パワコンに付属したコンセントに直接、電化製品の電源コードを差し込む必要がある(上記記事より抜粋)ということ。
 結局、太陽光などの家庭内発電はあくまで家庭内での電力を補助するシステムで、大元の電力がなくなったら実質的に元も子もないようだ。パワコンのコンセントなんて、どうせ1つか2つしかないんだろうし、おそらくせいぜいラジオか小型テレビ、あるいは携帯電話の充電くらいにしか使えないだろうから、明かりや冷暖房は実質的に使用不可。停電対策としては、ぶっちゃけ意味がなかった。もちろん、それでもゼロよりはマシだが。
 ようするに、急な停電など不測の事態を避けるには、俺がパソコンなどにつないでいるUPS(無停電電源装置の大型版みたいなものを作らなきゃダメってことなんだな。3分でも家庭内の電力をすべてまかなうことができれば瞬停の不安はなくなるし、停電した事実が分かった時点で作業をすべて中断したり、つけっぱなしのモノを消す余裕はできるワケだから、家電製品の破壊を免れることもできる、と。そういう蓄電システムに、風力や太陽光で作った電気をチャージできれば、さらに長時間の使用も可能になるか。
 う~ん、俺に科学技術系の知識と技術力があれば、こういうアイデアを実用化するチャンスだったんだろうが、あいにく俺は純然たる文系人間だからな。発想はできても、実行はできん(^^;


2011年03月20日 日曜日
 さすがに、今日は日曜日と言うこともあって寝坊したものの(沖縄にいる間も帰って来てからも、ずっとそれなりに早く起きてたからねぇ)、あとはいつも通りの生活。とにかく、淡々と自分のなすべきことをこなすのが、今の俺にできる唯一のことだ。
 しかしまぁ、おそるおそる久しぶりに体重計に乗ったら、やっぱり太ってたねぇ(^^; なんせ、沖縄では外食三昧だったから、覚悟はしていたことだけど。しかし、現時点で旅行前から約1.5kg増ってことは、帰還時点だと2kgくらい太っていたかも? もう少し、節制したほうがいいかな?
 それにしても、相変わらず夕方のスーパーの棚はガラガラで、特に納豆や牛乳は影も形もない。一部の馬鹿による買いだめはもちろんだが、生産や流通の問題が大きいと分かっているので、今さら驚きはしないが。
 ただ、今回の件で我々は、今までいかに恵まれていたのかをしっかり噛みしめ、贅沢してきたことを反省するべきではないか、と空っぽの棚を見て改めて思ったね。
 これまで、売り手側はとにかく棚一杯に商品を詰め込んで、賞味期限も来ていないのにちょっと古くなった食品を容赦なく廃棄してきた。そして、消費者は消費者で品物が豊富にあるのが当然と思って、品切れになると文句を言ってきた。
 だが、それは決して当たり前ではなく、日本が「不況だ」と言いながらも恵まれていたからに他ならない。そして、「危ない」という話になると、パニックを起こして買いまくることができるだけの経済的な余裕が、まだあるという証拠でもある。北朝鮮みたいに本当にダメになったら、庶民はものを買うこともできないんだから。
 俺たちくらいの年代になると、もうスーパーなんかに物資が豊富にあるのを当然のように思ってきた。そうした意識を、今回の件はぶっ壊してくれたと言っていいだろう。
 商品がまた潤沢に並ぶようになっても、今後は売り手も消費者もこれが恵まれたことだ、という感謝の気持ちを持って、無駄を出さないように気をつけないといけないと思う。
 とにかく、この状況で商品がないからって店員に文句を言う馬鹿や、あるものを慌てて買う馬鹿は、頭から水でも被って反省してろ、と言いたい。
 それは電気も同じで、今まで当たり前のように使っていたものが実は非常に恵まれていたのだ、ということを我々は再認識するべきだろう。
 そういや、今回の計画停電を、東北に電力を回すためと勘違いしている輩もいるらしいな。残念ながら、向こうは東北電力の管轄で東京電力とは違う。関東圏で計画停電をしているのは、原発が止まって電力の供給量が激減したため、需要に応じきれなくなって関東大停電を引き起こす危険性があるからなんだよね。
 つまり、大きな風船(電力)と同量の水を小さな風船に入れようとしたらどうなるか、ということ。当然、破裂してしまう。
 もしも風船が破裂(関東一円が停電)したら、おそらく地震に匹敵する未曾有の大パニックになるだろう。信号も消え、電車などもいきなり止まり、銀行のATMやスーパーのレジも消え、各種システムもすべて落ちて……ということが予告もなく関東全域で起きたら、日本経済は壊滅的な打撃を受けかねない。
 そうした危機を回避するため、電力の消費量を供給量の範囲内に抑えようというのが、今回の計画停電の意図であり、節電呼びかけの意図なのだ。ようするに、俺たちが節電するのは自分たちのためなんだよ。
 そこんところを勘違いして、「東北に送る電気を増やすために節電」とか言ってる奴は、少しは冷静に各種発表や報道を見て、ちゃんとお勉強をしたほうがよかろう。
 それに、何かにつけて「不謹慎」と言って自粛ムードを煽る奴なんかは、ホントに愚の骨頂だね。
 経済というものは、国家の血液と同じ。自粛して経済活動を停滞させることは、人体の血の巡りが悪くなるのと同じことなのだ。一時は仕方がないものの、それを長くつづけるとやがて日本という国家そのものを破綻(殺して)させかねない。いわば、自殺行為よ。
 そりゃ、プロ野球セ・リーグが早々に開幕することを決めたことについては、俺もさすがに下の戯れ言で反対意見を書いたさ。だけど、何度も言うけど、俺が反対したのは「計画停電が行なわれている最中に、大量の電気を使う東京ドームを使ってナイターをやる」ということに対してだ。北海道とか名古屋とか関西といった震災の影響を受けていない地域でなら、別に野球をやっても構わないと思っている。そうすることで、球場周辺の飲食店に客が入ったりして経済活動が少しでも活発になれば、巡り巡って東北の復興の役にも立とうというもんよ。
 とにかく、国家が破綻したら東北復興どころじゃなくなるんだからさ。無事な人間は過度に自粛したりしないで、早くきちんとした日常を取り戻すべきだと、俺は思うのだわ。だからこそ、俺はいつも通りの生活を貫く。


2011年03月19日 土曜日
 今日は、勉強会のために水道橋駅に行ってきたのだが、とにかく人も少なきゃ節電のために各店舗もネオンなどを消していることもあって、街全体がどこか暗く沈んでいるように感じられた。人が少ないのは、大学などが春休みに入って土曜日の授業もないってこともあるのかもしれないけど、おそらく土曜出勤を取りやめた会社があったり、イベントが中止になって人が出てこなかったりという影響もあるのだろう。
 今はまだ仕方がないと思うが、1日も早く元の活気を取り戻して欲しいと思う。なんかね、こう心なしか電車で見た人たちの顔も、以前とは違うように見えてならなかったのよ。
 にしても、こんな状況でドームで野球をやっても、人が集まるとは思えんわね。
 で、結局はセ・リーグも開幕を29日に延期して、「東京電力と東北電力管内の試合は4月3日までデーゲームで行い、その後も「減灯ナイター」として節電に努める」ことになったそうだ。
 けど、東京ドームはいくら抑えても1試合24000ワットの電力を消費すると言う。いつもなら問題ない電力だが、果たして今、そして夏場にも(万が一にも)計画停電が行なわれる中でこれだけの電力を使うとなったら、さすがに世論はそっぽを向くと思う。
 そう言えば、ナベツネは戦後のプロ野球再開の話を引き合いに出して、一時は予定通りの開幕を押し切ったらしいな。だけど、戦後の話にしても、ナベツネ自身の言葉で「3ヶ月後」に「選手から」声が出て実現したらしいじゃん。今回は、「2週間」で「選手が反対している」のに開幕を強行しようってしたんだぜ。それで、同じような効果が得られると思っているのかね?
 ましてや、首都圏の人々が計画停電に耐え、節電に節電を重ねている中で、1試合で数千世帯分のエネルギーを浪費するドーム球場で試合をやってさ。そんなことで、国民が元気づけられると本気で思っているのか? もし思っているとしたら、思い上がりも甚だしい。戦後復興期ならともかく、今のプロ野球にそんな力はない。当時と同じ感覚を、今さら持ち込んでんじゃねーっつーの。だから、老害と言われるんだよ。ま、そんなジジイに逆らえなかった役員どもも、情けなさ過ぎだが。
 もし、野球の最中に関東大停電が起きたら、当然セ・リーグないしは読売巨人軍が東京電力や関東全域の人間に損害を保障をしてくれるのだろうか? そういう担保がない中では、東京ドームの使用は避けるべきではないかね?
 それはともかく、 勉強会メンバーもいろいろと心配があるから、今回は勉強会後の飲み食いもなしにしてさっさと散会。
 俺も、地元でちょっと食料品を買って帰宅した。
 そんなワケで、今日も食事は鍋~。多少は暖かくなったとは言え、夜はまだ冷えるから鍋がええわ~。安上がりだし、野菜もたっぷり取れるし(^o^; 


2011年03月18日 金曜日
 まずは、多少誤認していた部分から訂正しよう。牛乳の問題だが、どうやら買いだめが原因と言うより、牛乳パックの製造工場が茨城県に集中していて、そこが地震でやられてしまってパックが作れなくなったため、出荷したくても容器がない状態に陥ってしまったことが、主要因のようである。まぁ、そうして品物が滞ったところに、アホな消費者の買いだめ思考までが加算されて、ご覧の有様な状態になったようである。
 すべてがアホ消費者のせいと思っていたが、こういう事情もあったようだということが分かったので、その部分に関しては訂正しておく。
 ちなみに、低脂肪乳は近くの百円ローソンへ行ったら余裕で買えたわ。あと、豆腐も。これで、鍋が作れるぜ(^^;
 それにしても、週刊少年ジャンプが資源と電力と流通の関係で再来週の発売を休むとか、地震の影響があちこちに出てきているようだ。ホント、いつまで混乱が続くのだろう?
 なんて思いつつも、俺はいつも通りの生活。ってか、バイクを2週間以上も動かしていなかったので、今日は昼からバイクでファミレスに出かけて仕事してた。まぁ、節電のためには人が家にいないほうがいいだろう、というのも一応は理由ね。
 そんなワケで、ファミレスで仕事をして、あとはバイクを少し走らせたのだが、ある場所で車の長い列を発見。みんなハザードランプをつけているので、「これはガソリン補給の列だな」と分かったんだけど……おいおい、まさかあのGSで補給するために、あんなに並んでいたとは。他所の少し狭い道のところにあるGSなんて、車1台しかいなくて暇そうだったぞ。1円でも安いところって気持ちも分かるけど、列に並んでエンジンをかけっぱなしにするエネルギーと時間の無駄を考えたら、ちょっとくらい高くても別のところで入れた方がいいだろうに。ってか、何そんな今すぐにガソリンを入れなきゃ行けないと思ってるの? 明日、ガソリンがなくなるわけじゃないし。ここら辺も、慌てて買いだめに走るのと同じ、アホな消費者心理だよな。
 GSによっては、「在庫切れで休業」と張り紙を出しているところもあったな。わー、なんだかなぁ。
 そんなことを思いつつ、バッテリーに充電するべく合計13kmほど悠然とバイクを走らせて、帰宅してから買い物など。うん、あるところにはちゃんとモノがあるよね。
 しかし、花粉がやはりきついわ。とにかく、目薬を差していても目がショボショボして、集中力が落ちちゃうんだよ。おかげで、作業効率も予想よりかなり落ちちゃって、なんとか原稿を予定通りに終わらせられるか微妙な状況になってきたり。いや、予定自体を早めているから、当初予定の〆切には間に合うんだけどさ。
 とはいえ、不快なのは変わらないし、沖縄にまた逃げたくなるよ。
 それにしても、セ・リーグが予定通り開幕するという話。俺、実は別に予定通り開幕すること自体は悪くないと思っているのよ。過剰な自粛ムードは、経済活動まで停滞させるし、スポーツの真剣勝負が落ち込みがちな心に勇気と希望をくれることもあるわけだから。
 ただ、それも震災や停電の影響のない地域でやるなら、という前提条件な。なんの影響も受けてない北海道とか関西などで無駄にイベントを自粛するのは、日本経済にとってマイナスにしかならないし、ひいては震災復興にも影響が出かねない。だから、いつまでも自粛していないで適当なところで前向きに活動するべきだ、と俺は思っている。
 今回の問題は、巨人戦を東京ドームで、しかもナイターでやろうって点よ。あのさ、今、首都圏が節電でどんだけ苦労しているか……。俺だって、寒いのに暖房も入れず、花粉症なのに自分のいるところ以外は空気清浄機もつけず、電気も無駄につけないように地道な努力をしているんだぜ。それなのに、こちらの記事にあるように、1試合で一般家庭3000~4000世帯分の電力を消費する場所で試合をやろうとは……いくら、入場料などを寄付に回すと言っても、とても首都圏人の理解は得られまい。
 しかも、ただでさえ電車も間引き運転しているんだし、普通に考えたらこんなときにナイターで試合をやる意味なんて、ちょっと思いつかんわ。
 もし、テレビ中継をしてそれを関東圏の人間が見たら、野球がなければ使わなかったかもしれないぶんの電力だって食う。
 さすがに、夜になって文科省などがナイターの自粛要請をしたようだが、プロ野球界は根本的な部分で何かがおかしい、という気がしてならなかったね。てか、おかしいのはナベツネか? ホント、都知事もそうだが、老害はとっとと引退して表舞台に影響力を及ぼすのをやめろよ。テメーらとは、もう時代が違うんだよ!
 ナイターを強行して、万が一にも関東大停電など起きたりしたら、ナベツネは法的な罰則は科せられないにしても、首都圏人の怒りを買って、読売巨人軍をはじめ読売グループ全体に影響が出るだろうね。ナベツネ自身は、どうせ老い先短いんだし、自分のやりたいことをやりゃいいんだろうが、少しは人の迷惑も考えやがれってーの。
 閑話休題。このところ、ある程度溜まっていながら使い道のないポイントを寄付に回している。中途半端に溜まったポイントって、マジで使い道がないからな。こういう形でわずかでも貢献できるなら、それもいいことだ。使わずに、いずれ消滅するだけのポイントを、死蔵しておくことはない。
 後日、ちゃんと募金もしよう。募金箱じゃなくて、日本赤十字なり区役所の窓口を使って。俺、どうも街頭募金って金の使い道がイマイチ信用できなくてまずやらないんだけど、ちゃんとしたルートなら問題はない。
 それにしても、入浴後にやたら眠くなったのは参った。椅子に座ったまま、背もたれにもたれかかって寝ちゃうなんて、滅多にないぞ。やっぱり、なんか疲れているのかな?


2011年03月17日 木曜日
 さすがに、夕べはけっこう熟睡して、目覚ましのアラームが鳴るまでマジで起きなかった。まぁ、最後のほうはなんとなく半覚醒はしていたけど。
 んで、とにかく起床して朝飯。とはいえ、昨日帰ってきたばかりでモノが大してない&今まで食い過ぎてきたから、ちょっと節制した食事に。
 午前中は、担当氏などへのメール作り。沖縄で仕事は進めていたものの、まぁ滞っていることもあったから状況報告も含めていろいろ。
 午後は、久しぶりに地元の喫茶店で仕事。
 んで、ウォーキングがてらスーパーに行ってみたら……うわ~、本気でモノがねーの! 野菜などはあったけど、牛乳、ヨーグルト、パン、カップ麺、コメの棚などがほぼ空っぽ。みんな、そんなに焦って買ってどうするんだよ?
 てかさ~、牛乳なんか賞味期限は普通2週間もないんだぜ。そんなもん、慌てて買ってどうすんのよ? ってか、人間は牛乳を飲まなくても死なないし、ヨーグルトを食わなくても死ぬワケじゃない。そりゃ、栄養があるから身体にはいいけど、こんなときに慌てて買うモンじゃねーっつーの。あんたら、そんなに牛乳が大切か? その1本分を、被災地に回してあげたいと思わないのか?
 俺のように、習慣的に朝は牛乳を飲んでヨーグルトを食べているような人間ですら、別に飲めないからって焦りはしないぜ。
 トイレットペーパーにしてもそうだし、ティッシュペーパーもそうだが(ティッシュは季節柄売れるのはわからんでもないが(^^;)、パニックになるとなぜかこういうものをみんな買いたがるのね。実際、ホームセンターでもトイレットペーパーを手にした人が大量にいたぜ。
 けど、本当に今、あの中でトイレットペーパーを買わなくてはならなかった人は何人いるのだろう? きっと、一人か二人だったんだろうな。
 俺は、こういうときに焦って必要のないものまで買いだめをする人間を軽蔑する。買いだめするなら、地震の前に備えておけ。なにかが起きてから、マスコミの報道にノせられて混乱を助長するようなことは、厳に慎まなくてはならない。こちらが買いだめをして、それを補充するために商品がまたこっちに来たら、そのぶん東北方面に行く食料などが減る可能性だってあるのだから。こういうときは、無事な土地では需要を控え、供給できるモノをなるべく被災者に行き渡らせるようにするべき。
 そういうことを考えられず、利己的な行動を取る人間は、たとえ略奪などの行為をしてなくても、軽蔑されても仕方があるまい。
 それはもちろんだが、ちょっと困ったのは豆腐がなかったこと。今日、一人鍋にしようと思っていたんだがなぁ。豆腐がないと、さすがに鍋を食おうって気にはならんね。
 ということで、今日の鍋は取りやめることにして帰宅。
 納豆もなかったのだが、こちらは茨城や千葉の道路等が被害を受けていて、マジで品物がないらしい。それだったら、もう仕方がないね。俺は、慌てず騒がず素直に諦める。納豆だって、ないからって死ぬもんじゃない。なきゃ死ぬモノだったら焦るが、そうでなければ食わなくてもなんとかなる。
 あとは、今日大規模停電の可能性ということもあって、とにかく節電モード。
 とはいえ、俺って普段からあんまり無駄な電気を使ってないから、できることと言えば明かりをなるべく消すことと使わない部屋の空気清浄機を止めること、それに暖房を徹底して使わないことくらい。まぁ、貧乏していた頃の癖で、自然と電気代をなるべく抑えようと考えて、けっこう節電してきたんだよね。さすがに、最近エアコンは使っていたけど。
 そういう意味では、節電できるレベルも限られているものの、何を控えればいいか分かっている強みもある。ま、ビデオを控える気だけはないけどさ(^^; けど、番組の休止が相次いで、意図せず控えていたりはする。
 夜になって、某社の担当氏から電話。う~ん、なんかいろいろ難しい。けど、頑張る。
 入浴を終えた直後、俺が戻ってきてから初めて体感できる地震があった。まぁ、大した揺れじゃなかったが。
 でもって、そのあとは仕事。ちとペースが遅いので、明日からもう少し気合いを入れないと。節電も兼ねて、ずっと外で仕事をするのも手かもなぁ……。


2011年03月16日 水曜日
 朝、朝食を終えてトイレに入っていたら、お袋から電話が来た。いやはや、シャワートイレでよかったわ(^^; それはともかく、実家は輪番停電のエリアに入っているのだが、マジで何も使えなくなるらしく、色々とグチを聞かされた。
 で、曰く「懐中電灯はダメ。ろうそくがいる」とのことで、「沖縄で蝋燭を買えたら買って欲しい」と頼まれた。
 そんなワケで、ホテルをチェックアウトしたあといくつかの店をまわったのだが、なんと沖縄でも蝋燭が品薄になっていた。小さな蝋燭はともかく、大きめの蝋燭は俺が見た店では壊滅。ある店で店員に聞いたら、やはり昨日あたりから乾電池と蝋燭の需要が急激に伸びたらしい。
 えっと、沖縄は停電と関係ないんだけど……やっぱり、みんな不安になっているのかな? あと、関東に戻る観光客がまとめ買いをしているか、か。
 そういや、某スーパーでは空同然の棚にトイレットペーパーやティッシュペーパーの補充をしていたが、あれもそれだけ売れたってことかなぁ? まったく、どこにでも短絡思考のお馬鹿さんはいるもんだ。
 なんて思いつつ、那覇空港に行って航空券を買って(予約はしていたので支払うだけだが)、あとはラウンジで軽く仕事とか。
 その後、昼飯を食うためラウンジを出て(本来は昼飯→ラウンジのつもりだったのに忘れてた(^^;)、昼食を食べてから早めに手に持つ検査場を抜けて待合所へ行った。
 そうしてしばらく待って、飛行機に搭乗~。プレミアムクラスだから、もちろん優先搭乗。
 そして今回の席だが、ボーイング747-400(74P)のプレミアムクラスの座席表を見てもらうと分かるが、5Dという席がど真ん中に1つだけある。これは、通称「艦長席」と呼ばれている席で、今回はプレミアムクラスの使用者が少なかったこともあって見事に席をゲットできたのである。
 いや~、普通のプレミアムクラスの席もいいけど、艦長席はなんか偉くなった気分を味わえたじぇ(^o^; 
 そうして、飛行機は那覇空港を出発して(離陸するとき、思わず「ヤマト、発進!」とやりたくなった(^^;)、相変わらずのプレミアムクラスの特典を利用しつつ途中でウトウトしたりして、あっという間にフライトが終わる時間になった。今回は起きている時間もパソコンも広げず、ipod touchに保存していた「シャーロック・ホームズ」を鑑賞していたし、なんかホントに時間が経つのが早く感じたわ。
 ということで、羽田に戻るなり真っ先にしたのはマスクの着用(^^; ああ、さらば快適な生活よ。しかも、今日の花粉の量は今シーズン最高だったみたいで、いよいよピークに差し掛かるかというタイミング。俺、何をしに沖縄まで行ったんだっけ? 明日以降が怖いな。
 とりあえず、荷物もサクッと受け取って(プレミアムクラスは優先的に出てくるからね)、電車にさっさと飛び乗って、地元駅に到着してからマクドナルドで晩飯を買って半月以上ぶりの帰宅~。
 ああ、恐ろしや~。地震で、いったい自宅内はどうなっているのか……。
 と、戦々恐々としながら玄関の鍵を開け、家の中に入った。
 まず、玄関は無事。置物なども含めて、何も落ちたりはしていない。
 そして、次に問題のキッチン……おおっ、食器棚の戸は開いてしまっていたが、あとはなんともない! 皿やコップが飛び出して割れたり、冷蔵庫の扉が開いていたりということは一切なく、ほぼ出かけたときの状態をそのまま保っている! ま、あとで食器棚内に置いてあった空の日本酒の瓶(綺麗だから取っておいた)が落ちかけていて、気づかずに開けたら間違いなく割っていただろう、という状態ではあったが、危なかったのはそれくらい。あとは、ほぼ問題なし。
 テレビは、さすがに少し位置がズレていたものの、転倒もせずにきちんとしていた。外付けHDDは、転倒しちゃっていたね。ここらへんは、後日耐震補強を考えよう。
 そうして、さらに問題の2階である。何しろ、本棚の類はすべて2階にあるから、いったいどういうことに……あれ? 意外となんともない。確かに、5~6冊程度の本が落ちたり、CD-Rが何枚か床に落ちたり、といったことは起きていたが、あとはパソコンのスピーカーが1つ転倒していたのと、電話の子機が充電器から外れてバッテリー切れ寸前になっていたのと、同じくインターホンの子機が畳に落ちていたのと、それ以外に2~3ほど細かいモノが落ちていたくらいか。洋服箪笥も、もちろん無事よ。
 つまり、金銭的な意味での被害はゼロ。周囲の話などから想像していた中では、もっとも軽いと言っていい状況だった。
 これもひとえに、あらかじめ耐震補強用の突っ張り棒とかふんばるゾウみたいなのをしていたおかげだろうね。俺、そこらへんはしっかりやっていたんだわ。引っ越しをしたときも、神経質なくらいきちんとね。その対策が、今回は功を奏したのだろう。
 まさに、「備えあれば憂いなし」。この言葉を、しみじみと噛みしめているよ。
 そんなワケで、自宅の状況確認後、お袋や次兄に電話をして、帰還の報告やら「ウチに泊まれるよ」な連絡とか。次兄に関しては、今週は問題ないようだが来週以降、どうなるか分からないようなので、こちらも対応できるようにしておこう。
 あとは、風呂に入って少しのんびり。まぁ、節電しなきゃならんことや念のための停電対策もあって、買っておいて使う機会のなかったキャンプ用品を引っ張り出したりもしたけどね。
 単三乾電池のランタンは、やっぱりちょっと暗いか。ま、ロウソクの明かりと同程度と思えば悪くなかろう。それに、こういう白色高輝度LEDヘッドライト (ヘッドランプ) もあるから(種類は違うけど)、2つ組み合わせれば3時間の停電くらいなら乗り切れるはず。
 いやはや、キャンプツーリングをするつもりで買っておきながら、ついぞ使う機会のなかったキャンプ用品だが、思いがけないところで役立ちそうだ。もっとも、我が家のあたりはまだ輪番停電の区域に入っていないのだが。
 それにしても、特に輪番停電が実際にはじまってから、みんなの心から余裕がだんだんと失われて、やけにギスギスしてきた感じがするね。
 原発の問題で不安なのも分かるが、こういうときだからこそ明るく前向きに生きたいものだ。不安がっていても、それで事態はよくならないじゃん。俺たちにできるのは、今は現場の作業員たちを信じて、事態が無事に収まるのを祈るだけ。
 だったら、妙に不安がってジタバタしないで、節電はしつついつも通りの生活を送ろうぜ! 沖縄の「なんくるないさー(なんとかなるさ)」の精神で、この危機を明るく乗り切ることを考えたほうが、絶対いいに決まっている。
 だから、俺は明日から普通に生活をする。ってか、休んでる暇がねーし(^^; 


2011年03月15日 火曜日
 朝、5時半頃にかなり微妙な感覚で目が覚めた。まさに、二日酔いになるかならないかの瀬戸際って感じ。あと一杯……いや、二口でも飲んでいたら、二日酔いコースだったかもしれん。
 だが、俺は耐えた! まさにギリギリって感じだったものの、二度寝して7時過ぎにアラームで起床したとき、若干のムカつきはあったが朝食を食えるくらいには回復していて、ホテルの朝食を食いに行ったよ。さすがに、量は食えなかったが。
 んでもって、部屋に戻ってからメールとかネットのチェックをして、それからいったん喫茶店で仕事。夕べのウチに、担当氏から指示が来ていたから、そこらへん直さないとな。
 そうして、今度はゆいレールの1日乗車券を買って、首里駅まで移動してから首里そばで昼食。いや~、やっぱりここの沖縄そばはひと味違う。絶対ダメ味覚の俺でも、食感や汁の味が「ああ、違う」と分かるもん。今回、「大」で頼んだが、正解だったわ。堪能できた。
 想定していたよりも空いていて(と言ってもひっきりなしに客が来ていたけど)、ホントにラッキーだったよ。
 そうして昼食を終えたあと、首里城のほうへ向かって歩いていたら、次兄から電話。なんでも、電車がどうにもならなくて、会社に行けないらしい。ああ、首都圏は輪番停電で大変だもんね。そりゃ、明日以降は電車は停電の対象外になるとはいえ、本数が減るのは否めないし、次兄は足が悪いから満員電車は辛かろう。ということで、俺の家から通勤することを考えたらしいが……ゴメン。オイラ、今は沖縄なの(^^; 明日には東京へ帰るけど、とにかく家の中がどんな状況か、さっぱり分からないのね。どれくらい片付けが必要になるかによっては、人を泊めるどころではないかもしれんの。
 そんな話をして電話を切ってから、金城石畳を見に行った。首里城を見ようかとも思っていたんだが、昨年も見ているし今年はパスして、今まで見たことがない金城石畳へ行くことにしたワケ。
 が、首里そばからのルートをきちんと検索すればよかったものを、首里城公園中央突破作戦なんて余計なことを考えたのが失敗の元。
 結局、えらい歩く羽目になって、しかも石畳が坂道(と階段)だったから、もう疲労困憊よ。首里駅に戻ったときには、足がボロボロになっていた。歩数的には、それほどでもとなかったんだけど、坂道だったからねぇ……。
 いっそ、タクシーに乗ろうかとかバスに乗ろうかとか誘惑はあったが、バスに乗っていたら間違いなく乗車中にお袋からの電話を受けることになっていた。ま、いくら乗客がいないにしても、バスや電車内で通話するのはマナー違反だからね。その意味で、バスに乗らなくてよかった。
 お袋からの電話は、「沖縄で単二電池を買ってきて」という、本来なら噴飯ものの連絡。だが、笑い事ではなく電池がマジでなくなっているらしいんだよな。
 ついでに言うと、沖縄でも一部では東京へ帰る人間が乾電池を買い漁って、品薄になっているという新聞報道も見た。そんなワケで、首里に来ていたのを幸い、近くのスーパーに入ったら、まだまだ乾電池は各種あったわ。さすがに、わざわざここまで来て乾電池を買うバカもいなかったようだ。そして、そんなバカがここに一人(^o^;
 石畳は見たし首里そばも食ったけど、結局首里城は見てないし、首里で買ったものは乾電池だけだからね。まさに、平時ならアホとしか言いようがない。結局、乾電池がお袋への沖縄土産になりそ(^o^;
 ちなみに、俺は自宅に手回し充電ラジオライトを常備しているので、輪番停電があってもラジオを聴けなくなる心配はない。電池も、あらかたeneloopにしているんで、電気さえあれば電池がなくなってどうこうって心配はない。
 そんなワケで、美栄橋まで戻って喫茶店でまた一仕事。ああ、こうやって3月に落ち着いて仕事ができるのも、おそらく今日が最後なんだなぁ……。
 ホテルに戻ってからは、メールやネットの処理。とはいえ、やはり各企業ともメール配信を自粛しているため、絶対数が非常に少ない。おかげで、処理が楽に進むわ。
 ただ、ロケフリで番組を確認しようとしたところ、CSを録画するのに使っているRD-W300がハングアップしている事実が判明。何があったか分からんが、状況を見るに起動途中で止まってしまっているらしく、少なくとも昨日の夜から電源が入りっぱなしのまま動作不能に陥っている。
 うむむ、起動途中に地震が起きたのかな? とにかく、こういう状態になると、遠方からではどうにも手の打ちようがない。あとは明日、帰宅してから手を考えるしかないか。
 とにもかくにも、公設市場の2階の食堂で今年の沖縄で最後となるであろう夕食を食べて、あとは友人にグダグダとメールを作ったりとか。
 今日の那覇は、明け方に雨が降ったようだが昼間は少し暑くなった。が、そのあと15時頃からけっこう涼しくなって、夜には長袖1枚ではちょっと肌寒く感じるほどになった。明日は、もちっと下がるっぽいし、服装には気をつけないと。
 なんて書いていたら、静岡で震度6の地震が! これ、大丈夫か? 俺は明日、ちゃんと東京へ帰れるのだろうか?


2011年03月14日 月曜日
 夕べは、ちょうど寝ようとした時間帯に、58号線で暴走族がやたら爆音を鳴り響かせていたことや、パトカーのサイレン音がよく聞こえたこともあって、なかなか寝付けなかった。ホント、那覇のホテルに泊まるときは、音に神経質な人は注意したほうがいいと思う。ホテルによっては、そこらへん騒音対策してあんだろうが。
 にしても、東北があれほど悲惨なことになっているのに、我関せずとばかりに暴走行為を楽しむようなヤツは、何を考えているのだろう? なんも考えてないか、自分たちには関係ないと思っているから、平気なんだろうな。
 もしも、本当にそう考えているのなら、そんな人間こそ地獄に落ちるべきだ。あと、国民受けとか選挙のことしか考えてないクズ政治家も。
 とにかく、今回、世界から絶賛された被災者たちの絶望の中でも整然とした対応ぶりは、自分が日本人でよかったと心底思えることだ。もし、自分自身が被災しても、東北の人たちをちゃんと見習いたいと思う。
 さて、夕べのウチにやることをほぼ終わらせていたこともあり、今日は起床後、ホテルでの朝食後に少し部屋でのんびり……というワケにもいかず、輪番停電絡みの情報を収集していた。
 輪番停電を巡る混乱は、さすがに想定外の事態だから仕方がないとはいえ、もちっとしっかりやって欲しいもんだな。
 しかし、3時間も停電すると、ビデオデッキなどで時間などの設定が飛ぶ危険もある。
 その意味で、俺はHDDレコーダーとテレビをUPS(無停電電源装置に繋いでいるので、少なくとも待機状態であれば3時間をしのぐことも可能なはずだ。メインのパソコンもちゃんとUPSを繋いでいるので、帰京後に輪番停電の区域になったとしても、急に電源が落ちて泣くことはない。停電したと分かってからデータを保存してシャットダウンする程度の電力は、UPSのバッテリーでまかなえる。
 いやはや、もともとの想定は落雷などによる停電だったんだが、こういう事態になるとUPSを備えておいてよかった、としみじみ思うね。備えあれば憂いなし。
 ただ、自家発電ができる家はもっと強いよな。太陽光発電とか小型風力発電とかガス発電とか、そういう家庭発電のことも考えたくなるね。各家庭で一定量の発電がまかなわれれば、東京電力からの供給量は不足分のみでよくなるワケだし、電力消費量を相当抑えられるだろう。
 今さら電気のない生活なんてできっこないのだし、いつまでも節電を続けていられない以上、今後のことを考えて各家庭での発電を国として支援する方策が必要になるのではないか、と思ったり。
 あと、首都圏ではスーパーやコンビニから食料品や飲料がすっかり消えて、品薄状態になっているとか。あと、ティッシュペーパーやトイレットペーパーもね。
 すまん、沖縄にいるせいか、こういう短絡的な人間には罵倒を浴びせたくなる。オイルショックのとき、似たような行動を取った人間が、のちに嘲笑されたことを忘れたようだな。
 沖縄は物流が充分にあるし、東北地方以外ならどうにでもなるはずだ。それを、焦って今買おうと人が殺到すると品薄になり、それを見た人がますます買いに走って品薄状態が広がり……という悪循環だわ。こういうときこそ、冷静な行動が必要だ。
 ただ、テレビを見ている限りでは、報道が逆に不安感を煽っている面も否定できないね。こういうときには、ちゃんと冷静な報道をして不安を払拭するようにしなきゃダメじゃん。
 なんてことを考えつつ、ホテルをチェックアウトして、次のホテルへ移動……しまった、使ったことのない道を使ったら、ちょっと迷った(^^; あってよかった、ケータイGoogleマップ(^o^;
 そんなこんなもありつつ、次のホテルで荷物を預けて、喫茶店に入っていつもより短い時間ながら、軽く作業を。
 昼食はけっこう歩いたりして、午後は適当に。んで、ホテルにチェックインして夜は飲みに出かけた。ま、こんなときでも今は普通に生活しなきゃね。
 しかし、今日は暑くて、そんな中を1万歩以上も歩いたから、けっこう汗だくになったわ。
 ちなみに、ホテルにチェックインして部屋に入った途端、お袋から電話があった。なんというグッドタイミング。あと1分早かったら、エレベーターの中だった。
 話をしたあとは、メールとかネットのチェック。
 そうして18時過ぎから、昨年も行った飲み屋でダラダラと3時間くらい飲んでた。隣り合ったオジサンから焼酎をごちそうになって、焼酎代が浮いた(^^; ま、そんな感じでホテルに戻って、入浴したら1時間近く湯船で寝入っていたわ(^^; さすがに、ちょっとキツかったか。
 ということで、あとはもう寝るだけ。 


2011年03月13日 日曜日
 今日も、俺は沖縄のホテルで朝食後、喫茶店に出かけて仕事をしていた。一応、やるべきことは片付いて、本来なら明日にでも帰京してもよかったのだが(当初の予定では明日帰るつもりだった)、滞在を少しだけ延期。
 さすがに遊ぶ気にはならないものの、少しでも長くこっちにいることで、関東での電力消費の削減にミジンコの脚ほどでも協力したい。
 今回の地震のマグニチュードは、当初発表の8.8ではなく9.0という、世界でも最大級のものと訂正された。これは、もう誰も想定していなかった規模の地震なので、何が悪いとか誰が悪いという責任論よりも、如何に早く被災地を復興させるかを考えるべきだろう。
 ところで、福島原発の炉心融解(メルトダウン)など、昨日から地震に伴う電力問題がクローズアップされている。そして、戦後間もなくの一時期を除いてなかった電力不足に伴う輪番停電も、当面は4月末までということで、いよいよ行なわれることになった。
 東京の区内は、荒川区を除いてさすがに全面停電はさせられないようだが(この文章を書いている時点では情報が錯綜していて我が家が対象に入っているか分からん)、消費電力を少しでも減らすように各家庭・個人・企業などが努力する必要があろう。
 とはいえ、俺個人に限っても今は花粉シーズンの真っ只中なので、帰京したら空気清浄機を動かさないワケにはいかないし、仕事でもパソコンも使わないわけはいかない。どうやって節電するかは帰ってから考えるが、当面は照明の光度を落とす、暖房でエアコンや電気ストーブの類を使わない、といったあたりかな?
 もともと、暖房は手がかじかまない限り使わず設定温度はほぼ設定できる最低に、冷房も室温が35度を超えないと扇風機以外使わず、エアコンを使っても設定温度は30度、しかもサーキュレーターも併用して空気を循環させている。それにか、部屋の電気もこまめに消すといった省エネは心がけてきただけに、これ以上どこを削れるか難しいところではある。ま、帰ってから生活を見直すしかあるまい。
 にしても、オール電化はこういうとき困るね。俺、前々からオール電化には停電のとき料理もできなくなる不安を感じていたんだが(地震によるものではなく落雷等の事態を想定していたわけだが)、現実のものとなった。ガスも併用していれば、電気が使えなくてもお湯を沸かしたりはできるし。
 ところで、今回の原発からの放射能漏れに関して、原子力発電そのものに対する批判の声も上がっているらしい。だが、原発以外に首都圏の膨大な消費電力を賄えるものが、他にあるのだろうか? 火力発電はひとまず脇に置くとして、それ以外のクリーンエネルギーというと、太陽光? 水力? 風力? けど、それらをどれほど増やしても、原発の生み出す電力量には敵うまい。そもそも、水力発電のためにダムを造るとなれば、そこでまた自然破壊がどうとか問題が起きるんだし、風力も国土の狭い日本では風車をそれほど増やせない。太陽光も、今のパネルの効率では原子力の代替にはなり得ない。
 結局、我々が今の快適な生活を維持するには、原子力発電は必要不可欠なのだ。原発にノーというのなら、まずは自分たちが可能な限り電気を使わない生活を実践して、「ほら、消費電力をここまで抑えても普通に生活できますよ」と証明するべきじゃないか? ケータイやエアコンやパソコンをバンバン使って電気を浪費しながら、「原発は危険だ。なくすべきだ」なんて言うのは、その時点ですでに矛盾していると、俺は思うのだ。
 それに、「日本の原子力技術に疑問」というマスコミの論調も、いささか極論すぎる。今回の地震は、あまりに想定外の規模だったのだ。それなのに、「事故が起きた。やっぱり原子力は危ない」なんて言うのは、あまりに短絡的だろう。
 マスコミと言えば、一部のテレビ局だったか、被災者の悲劇的なコメントを引き出すためのかなり恣意的なインタビューがあったらしい、という噂も聞いた。そりゃあ、被害の大きさを考えたら、今の時点で前向きな発言をされてもネタになりにくい、という考えなのだろうが、意図的に悲劇を強調してどうする? 被災者の本音・真実を伝えるのが、マスコミの仕事じゃねーか!


2011年03月12日 土曜日
 沖縄にいると、揺れを体感していないこともあって実感がイマイチ湧かないのだが、今朝のニュースを見て想像以上の被害の大きさに愕然とした。
 とはいえ、今の俺にできることなど何もない。なにせ、ホテルにいて仕事道具と最低限の着替えくらいしか持っていないのだから。
 だからってワケじゃないが、俺は今日も普通に仕事をしていた。俺がいくら考えても、それで事態がどうにかなるワケでもなし、であれば今の自分にできることは仕事をすることくらい。
 ただ、さすがに残りの沖縄滞在中に観光を堪能しようという気は霧散した。俺の周囲は、確認が取れた限りではどうやら全員無事なようだが、自宅の中がどうなっているかも心配だし、いくら俺でもこんな状態でお気楽にホエールウオッチングとか楽しめないわ。
 とにかく、あらためて多大な被害に遭われた方々にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


2011年03月11日 金曜日
 今日も、ホテルで朝食を食べたあと、喫茶店で仕事。喫茶店にいるときは終わらなかったが、ホテルに戻ってからも18時近くまで仕事をして、なんとか予定のところまで終わらせた。んで、ひとまず担当氏にメールで送信。
 ちなみに、俺は沖縄にいるからまーーーーーったく影響がなかったのだが、15時前に東北沖を震源とするでかい地震があったのな。で、東京でも震度5を観測して、九段会館では天井が落ちたり、塀が崩れたりして怪我人がけっこう出たとか。
 うーん、すまん。俺、まっっっっっったく被害の実感が湧かない。那覇にいたら自宅の損害を知る術もないし、そもそも地震の実感がないからね。
 それにしても、沖縄へ出る前に「東京で地震が起きても、俺は沖縄にいて平気だから。わはは」と冗談で言っていたことが、本当になるとは思わなかったわ。
 ただ、帰還したときが怖いね。家の中がどうなっているのか、正直想像したくない。
 なんて気楽なことも、離れたところにいるから言えるワケで、訪れたことのある気仙沼が火の海になっていたりする映像を見ると、さすがに事態の深刻さを痛感せざるを得ない。
 被害に遭われた方々には、心からお見舞い申し上げます。


2011年03月10日 木曜日
 夕べ、試しに暖房を入れて寝てみたら、見事に7時まで寝られた。やはり、わずかに冷えていたせいで妙な時間にトイレへ行きたくなっていたのだろう。ってか、布団が薄い?
 そんなこともあったが、今日もホテルの朝食を食べてから、午前中は喫茶店で仕事。
 午後は、A&Wおもろまち店へ行って、バーガーを食ってルートビアを飲みまくっていた(^^; A&Wの店舗は、ルートビアが飲み放題なのよ。友人と違って、別にルートビアが好きなワケじゃないんだが、ついついがぶ飲みしちゃう貧乏性(^o^;
 あ、もちろん仕事もしていたけどね。途中で混んできたのと、作業に一区切りついたこともあって移動することにした。
 んで、喫茶店に入って1時間ほど仕事をして、それでホテルに戻って汚れ物の洗濯。 
 ところで、今日は俺がデビューしてから丸16年を超えて17年目の記念日(^^; だからってワケじゃないが、夕食はちょっと奮発しちゃった。
 いや~、もうそれだけ業界で生きてきたんだなぁ。よくも、生き残ってこられたものだ。もちろん、危機的状況は何度か味わってきたけどさ。
 そだ。声優の徳丸完さんが死去したそうな。アーツビジョンの本日付のお知らせを見ていただきたい。
 主役として目立ったものが思い浮かぶ人ではないが、脇をしっかり固めてくれる重鎮ではあったと思う。合掌。
 さて、さらに話題は変わるが「楽天ブックス、二重決済トラブル300件以上」という記事が読売新聞に出ていた。
 幸いなことに、俺は問題となったバンク決済を使ってないので被害はなかったのだが、「また楽天かよ」という思いを禁じ得ない。
 俺自身、昨年12月25日発売の作品を楽天ブックスで予約したのに、年をまたいでも届かず、挙げ句1月半ば近くになって「予約情報の取扱に不備があり、商品が確保できないから注文取り消し」という扱いを受けた。こうした問題を起こしているのに、ろくな謝罪もせずメール一本の連絡で済ませ、サイト上ではいっさいの情報を出さないため、被害を受けた人間以外は事態を知るよしもない。
 言わば、隠蔽体質なんだよね。急激な拡大に、会社としての管理が行き届いていない上に隠蔽体質があるから、予約情報の取り扱い不備とか二重決済とか信じられないようなトラブルを起こすのだろう。
 さらに過日、楽天アプリが終了してEdyのアプリと合体した「楽天Edyアプリ」がスタートしたのだが、これも酷いの。アプリをアップデートすると、強制的に楽天ポイントと紐付けされちゃうんだよ!
 俺、昨日まで気づかなくて、今までANAマイルを溜めていたつもりだっただけに、ちょっとショックを受けたぜ。
 こういうのも、すごい独善的って言うか、企業の体質を表しているんじゃないかな? そりゃ、アプリを合体させるのは構わないよ。だけど、こっちが設定しておいたものまで強制的に変更するのは、ユーザーを無視した一方的すぎる行為だ。
 ちなみに、Edyの紐付け設定を変更すると、3日後まで反映されないんで、この間に使ったEdyに関してはポイントが貯まらない。まったく、強制変更みたいなふざけたことをするんなら、せめて即日か翌日に変更が反映されるようにしろよ。こういう部分は放置して、都合のいいところだけ改善(改悪だな)するから、楽天って会社に不満が募ってくるんだ。
 通販としての規模が大きくて便利だから使っているけど、ホントこのところ楽天にはムカつくことが多い気がするわ。前にも書いたが、社内公用語を英語にするとか以前に、企業としてのモラルや顧客重視の姿勢をあらためて徹底しないと、マジで信用を失いかねないぞ。
 そんなことを、上記の記事を見て思った。


2011年03月09日 水曜日
 今日も、5時半頃にトイレに起きて二度寝。なんなんだ、ここに来ての状況は? 微妙に寒いのかな?
 ま、そんなこともありつつ、今日もホテルで朝食を食べたあと喫茶店に出かけて、昼食を挟んでひたすら仕事~。
 とりあえず、ちょっとだけ公設市場をブラついたりはしたけど、まだまだ遊んでいる暇はない。
 それにしても、やはりこっちは本の発売が遅いねぇ。東京だと4日に出ている本が、今日になってやっと入荷した有様よ。これだと、通販で個人的に買ったほうが絶対に早く着くわ。 


2011年03月08日 火曜日
 今日も、6時過ぎにトイレに起きて、それから二度寝(^^; 那覇は、ちょっと涼しかったものの、1日を通して快適だったわ。
 ということで、今日も喫茶店を渡り歩きつつ15時過ぎまで仕事をしていた。ホント、我ながら真面目に仕事をしていると思うよ。まぁ、そうしないと間に合わないという、かなりハードなスケジュールだからなんだけどorz
 ひとまず、滞在日程をどうしようか思案中。スケジュールの問題はどーにかなるにせよ、花粉のピークが来週くらいになりそうなだけに、少しでも長くこっちにいたいと思ってしまうのだわさ。


2011年03月07日 月曜日
 今朝は、6時半前にトイレに行きたくなって起きて、それから7時10分まで二度寝(^^;
 起きてから外の天気を確認したら、見事な雨orz しかも、気温もやや下がり気味で、外出時にはまたカーディガンとウィンドブレーカーを着ることになったわ。ま、気温がまた一桁になって雪まで降った東京よりは、遥かにマシだが(^o^;
 とにかく、ホテルでメシを食って、メールやネットのチェックをしてから、仕事をするため外に出た。
 あとは、昼食を挟んで15時過ぎまで仕事をしていたよ。
 その後、ホテルに戻ってメールやネットのチェックをしてから軽く仕事をして、飲みに出かけた。が、今回も一応は金額抑え気味。まぁ、昨日ほどじゃないが、ここ数日としては抑えたほうだろう。
 ホテルに再び戻ってからは、風呂にお湯を入れ終わるまでビデオチェック。ロケフリは、やっぱりいいわ~(^o^; 画質はどうしようもないが、とりあえず見るだけなら問題ない。とにかく、録画した番組をホテルから鑑賞できる利便性の前には、画質など目をつぶってもいい要素だ。
 もっとも、ソニーのロケフリは終了しちゃっているから、これが壊れたときのこともそろそろ考えなくてはならんのだが。
 そのあとは、また仕事。ん~、今週中になんとかなるかなぁ? ってか、仕事はこれだけじゃないから、ちっとも暇にならない。時間があったら、ホエールウオッチング観光でもしようかとか思っていたけど、さすがにそれどころじゃねーやorz


2011年03月06日 日曜日
 夕べから今朝にかけても、一度も目が覚めることなく爆睡。まぁ、寝た時間がちょっと遅めだったこともあるのかもしれんが、3時間ごとくらいに目を覚ましていたことを思えば進歩? さすがに、1ヶ月前にも旅行していたから、身体がベッドでの睡眠に馴染んだのかも。
 今日は、ホテルでの朝食のあと、少し部屋でネットやメールのチェックをして、それから外に出た。まぁ、出ようと思っていた時間よりも30分近く遅れてしまったが。だって、デジカメの写真をパソコンに取り込んで、GPS情報をソフトに取り込む家庭になったら、CPU過負荷で止まっちまったんだもん。
 やはり、そろそろこのLet's noteW5も限界かもしれんなぁ。バッテリーなんかはまだ平気だが、CPUやメモリ的な意味で限界を感じている。
 そんなこんなもあったけど、喫茶店で仕事。いや、ホントに。何度も書くけど、俺は沖縄へ遊びに来たのではない。花粉を逃れて仕事をするため、ここまで来ているのだ。
 昼食後も、喫茶店にこもって仕事~。ただし、15時には切り上げて、少しだけ土産物屋を散策してからホテルに戻った。もちっと長くやってもよかったんだけど、洗濯をしたかったんでね(^^; いや~、長期の旅行になると、やっぱり洗濯は必要なのだわさ。
 そんな感じで、一通りのことをやってから19時過ぎに夕食へ出発。とはいえ、さすがにここまでの飲み食いに金を使いすぎていた自覚もあり、今回はなるべく安く抑えることを考えていた。
 で、結局は定食屋に入ってビール一杯とそれなりに食って1000円足らずという、ちょっとビックリな価格で夕食代を抑えこんだ。2杯飲まなかったのは、夜に仕事をするためよ(^o^;
 ということで、ホテルに戻ってから入浴して、そのあとは23時まで真面目に仕事。23時を過ぎたら、就寝に備えて脳のクールダウンを始めるので、仕事を切り上げてメールとかネットのチェック。ホントは、こういうのも脳のクールダウンにはよくないらしいんだけど、なぜか俺は平気なんだよねぇ(^^;
 それにしても、相変わらず夜の那覇市内では明らかにマフラーを改造しているバイクが、すさまじい爆音を響かせていやがるなぁ。俺もバイク乗りだが、騒音をまき散らす奴らには天誅を下してやりたい。ああいうのがいるから、バイクのイメージが悪くなるのだ。


2011年03月05日 土曜日
 朝、ホテルの朝食を取ったあと、少しのんびりしてからトクジム自然公園の鳥の口を見に行った。や~、絶景かな絶景かな。
 今日は暖かくなって、上着がいらないくらいだった。おかげで、歩いていたらちょっと汗ばんだよ。
 んでもって、そのあと暖かくなったからもしかしてと思って、「熱帯魚の家」にリベンジ。そしたら、いたいた。今度は、いろんな魚がチョロチョロと泳いでいるのが見えたよ(^o^)
 や~、天然の熱帯魚をこんだけ近くで見られるのはいいな~。確かに、「熱帯魚の家」と言うにふさわしい。
 そのあとは、土産物を購入してメシ……と言いたかったが、レストランが開いてないと思って(ネットで見たら12時オープンになっていたから)、しばらくドライブをして12時ちょっと過ぎになってからレストランに行ったら……11時半オープンで、しかも混んでたorz
 結局、メシを食った時点で12時半を過ぎてしまい、13時のレンタカー返却に間に合うかどうかとヒヤヒヤしながらガソリンを補給し、レンタカー屋に返却時間15分前に到着することができた。近場でのメシにしておいたのが、幸いだったわ。
 んで、レンタカー屋の送迎で兼城港に行って、フェリーの搭乗時刻まで少し待った。ま、10分程度のことだけど。
 搭乗時刻になってフェリーに乗り込み、今回は絨毯のところへ。もうね、景色を堪能するとかそんな気にならんし、かと言ってビデオチェックも辛いだろうから、航行中は基本的に寝ていようと考えた次第。
 ところが、出航から1時間ちょっと経った頃、船長の「鯨がいます」というアナウンスがあった。そこで、飛び起きてホエールウオッチングに出たものの、豆粒のような大きさでどうにか「鯨がいる」と確認できた程度だった。ちゃんと、動画で一応は録画したけどな(^o^; 最大望遠で録画した動画を見ると、なんとか鯨の尾やヒレが見える感じ。やはり、「ホエールウオッチング」を銘打ったものでないと、近くで見ることは叶わんようだ。
 そんなことがあって、すっかり覚醒してしまったので、あとはなんか適当にipod touchのゲームをやったり動画を見たり。一応、相応の距離を保っていれば動画などを見ていても、そうそう船酔いすることもないようだ。仕事はさすがにできないし、適度な休憩は必要だが。
 とまぁ、そんなワケで、那覇に戻ってきてタクシーでホテルまで。ワンコインで済んだのはラッキー。タクシーの運ちゃん曰く、もう少しでメーターが上がるところだったらしいので、ホテルのちょっと手前で降りることにしていたのは正解だった。
 17:45にホテルにチェックインしたら、出版社からの原稿が。ありゃ~、20~21時指定になっていたのに、なんで早く着いているんだよ~。ま、ちゃんと受け取れたからいいけど。
 んで、1時間ほどメールなどチェックをして、それから夕食。ホントは入ろうと思っていた店と違うところに入ったが、まぁ今までより安く収まったからよしとしよう。
 夜は、昨日の夜にできなかったロケフリでのビデオチェック。いささか溜まってしまったから、少しでも処理しておかないとね。
 さあ、遊びはこれで終わり。明日から、本気モードで仕事に取りかからないと。


2011年03月04日 金曜日
 夕べは、変な時間に長く寝てしまったせいか、寝付きがかなり悪かった。が、その割に目覚ましが鳴る30分前にはしっかり半覚醒になって、トイレに起きていたり。俺の体内時計、やっぱりかなり正確?(^^;
 それにしても、久米島も最低気温が13度で、しかも風が強かったため、今日は少し肌寒く感じるくらいだった。特に、朝は寒かった。
 んで、ホテルの朝食を食べたあと、少しゆっくりしてからバスで移動して、はての浜観光ツアーに出発した。グラスボートに乗ったのだが、屋根つきでよかったわ。
 また、はての浜に着いたときは曇りだったが、ちょこちょこと晴れ間が出てくれて綺麗な海を堪能できた。
 はての浜は、ようは珊瑚礁のなれの果てみたいなもので、海流の関係で浜のようになったものらしい。とにかく、見渡す限りの白い砂浜で、ホントに綺麗だった。ま、その雰囲気をぶち壊すようにゴミも多かったけど。ハングルの書かれたペットボトルとか、絶対に日本のモノではないゴミがけっこう散乱していたよ。
 「熱帯魚の家」とかミーフガーもゴミが至る所に散乱していたが、ああいうのはホント美しさを台なしにするね。それに、ウミガメなどがゴミを誤飲して死んだりもしているし。
 はての浜では、仕事で来ていた男性とちょっと話をして、一緒に散歩をしていた。今日、帰る前に観光しておこうと思ったそうな。
 けっこう話をさせてもらったのだが、そうして油断していたのだろう、このあととんでもないことが起きてしまった。
 1時間の散策時間が終わり、はての浜を出て久米島の港にもうすぐ到着と思ったとき、ふとウィンドブレーカーのポケットに手を入れて、俺は真っ青になった。
「レンタカーの鍵がない!」
 はての浜観光が終わったら、昼飯を食って車で移動するつもりだったから、横着してウィンドブレーカーの右ポケットに放りこんでいたんだわ。ところが、はての浜でつい無意識にデジカメをポケットに入れて、それを出すということがあって、そのときに落としてしまったらしい。固い地面なら音で気づくが、なにしろ砂浜みたいなもんだからね。注意してなきゃ、そうそう気づくもんじゃない。
 とはいえ、はての浜は船でないと行けない。そこで、やむなく船頭さんに捜索を頼んで、ひとまずはホテルに戻って昼食。
 鍵は心配だったが、逆に言えば船で行った人間でなければ拾うこともないわけで、妙なヤツに悪用される心配もないだろうから、見つかるのを祈って待つしかないのも事実。
 なので、バーデハウス久米島行きの送迎バスを使ってバーデハウスのほうに移動し、畳石やウミガメ館をダラダラと見学。いや~、ウミガメがのんびり泳ぐ姿には癒されるわ~(^o^;
 ただ、それでも小さなところなので2時間も潰せるわけではない。かと言って、バーデハウスのプール&スパなんかに入る気はさすがにならなかった。鍵のことが気になって、とてもリラックスできる状態じゃなかったし。そのため、帰りのバスを延々と待った。時間を潰すだけならバーデハウスに入ってもよかったんだが、鍵のことを気にしている精神状態のままでは、とてもノンビリできんからね。
 とにかく、今日は天気予報に反して晴れ間が見えてよかった。海も綺麗だったし。しかし、風が強くて結構涼しかったわ。結局、ウィンドブレーカーはずっと来ていたし、カーディガンもほとんど脱がなかった。いっぺん脱いだけど、ちょっと冷えてまた着た。
 そんなこんなで、バスの時間までしばらく待ち、そうしてホテルに戻って電話が来るのを待った。しかし、16時近くになっても連絡が来ないので、フロントに業者の電話番号を聞いて電話をしたら……「鍵があったから、これから持っていくよ」\(^o^)/ヤッター
 そうして、少し待っていたら、船長がホテルに鍵を持って来てくれた。ホント、もう泣きそうなくらい嬉しかったね。
 それにしても、やはり大切なモノは横着してしまってはイカン。しみじみと、そんなことを思ったわ。
 夜は、また外で飲んでた。や~、ビール代を節約しないと、どうしたって外で飲めば高く付くわね(^^; 那覇では、過ごし方をちゃんと考えよう。
 で、夜はまたうっかりベッドに横になったら、30分のつもりが4時間寝てた(^^; ヤベヤベ、油断しすぎだよ。ま、久米島では羽を伸ばすと決めていたから、別にいいんだけどさ。


2011年03月03日 木曜日
 今日は、いつもより30分くらい早く起きて、7時からホテルの朝食。
 んで、いったん部屋に戻って出発の準備を最終的に整えてホテルをチェックアウトし、泊港へ向かってフェリーのキップ売り場へ向かった。
 いや~、久米島行きのフェリー、意外と利用する人がいるんだねぇ。飛行機もあるから、もっと閑散としているかと思っていたんだが、やはり飛行機の片道分より安い料金で往復できるのは、時間がかかるってデメリットを打ち消すだけの魅力があるんだな。ま、俺もその一人なワケだが(^^;
 ということで、8時半にフェリーは泊港を出発した。
 しかし……ある程度は予想していたことだったが、フェリーの中で仕事をするのは不可能だった。けっこう揺れるんだわ、フェリーって。あの揺れだと、仕事はおろか、ケータイやPSPでワンセグ録画した番組を視聴しているだけでも酔いそうで、とてもじゃないがなんもできんわ。実際、動きだしてからパソコンを広げてみたが、3分と経たずに気分が悪くなりかけて即座に閉じたわ。
 そんなワケで、渡名喜島に着くまでは半分くらいウトウトしていた。今朝は、アラームが鳴る30分前にトイレに起きて、変な感じで起きたせいかちょっとばかり寝不足だったし、ちょうどいい感じ。
 とまぁ、そんなこんなで12時半ちょっと前に久米島へ到着し、予約していたレンタカーを借りて早速島内観光。「熱帯魚の家」という場所が、熱帯魚はおろか小魚一匹泳いでいなかったのは残念だったが、自然が相手では仕方があるまい。まして、今日はけっこう涼しかったからな。なんか、久米島の最高気温が16度程度で、風が強かったから体感だともっと涼しく感じられたんだわ。
 そのため、今日はずっとウィンドブレーカーの下にカーディガンを着ていたよ。
 そう、念のために持って来たカーディガンが、実は大活躍なんだよね。俺もいい加減にこの時期の沖縄の気候について学習したから、今回は薄手のカーディガンを持っていっておいたんだ。その判断が大正解。
 この時期の沖縄は、天候によって15度前後まで気温が下がることがあり、油断して薄着しか持ってこないと酷い目に遭う。だから、コンパクトに収納できるウィンドブレーカーはもちろんだが、手軽に調整できる薄手のカーディガンなどを用意しておいたほうがいいのだ。10度を下回ることは滅多にないから、冬の格好をする必要はないけど。
 そんなこんなで、島内を軽く3/4周くらいしたところで、さすがに疲れてきたのでホテルへ入ることにした。
 ホテルでは、いつも通りネット環境を構築して軽くメールやネットのチェックをして、そのあとは少し散歩してから飲みに出かけた。
 で、飲み食いしてホテルに戻ったら、さすがに疲労が噴出したので、30分くらい横になるつもりで……3時間寝た(^^; 急ぎの仕事が、昨日のうちになんとか予定通りできた、という安心感もあったのかもしれんなぁ。
 ということで、あとは風呂に入ったくらいで、久米島での初日は終わりを告げた。


2011年03月02日 水曜日
 夕べは、寝付きこそちょっと悪かったが、寝入ったら目覚ましが鳴る直前まで爆睡していた。ホテルで寝ていると、いつもなら途中でトイレに起きたくなったりするものだが、今回はホントにそんなこともなかったわ。ベッドが快適ってことより、マジで疲れていたんだろうなぁ。
 ま、目覚ましが鳴る前に半覚醒状態になっているあたりは、相変わらずの体内時計の正確さに苦笑いするしかなかったが。
 ひとまず起床して、ホテルの朝食を食べたあと軽くメールやネットのチェック。
 それから、国際通りの喫茶店へ行って、さっそく仕事を開始した。何度も言うようだが、俺は沖縄へ遊びに来ているのではない。いや、多少は遊ぶけど(^^;、基本的には花粉から逃れて仕事をするために来ているのだ。だから、やることはちゃんとやる。
 しかも、今回はちょっと仕事が遅れ気味だし、なんとしても今日中に終わらせなくてはならない事情もある。
 ということで、午前中はもちろん、午後も昼食もそこそこに仕事をしていた。結局、パソコンのバッテリーが切れる寸前まで粘って、警告が表示されるまでずっと仕事をしていたわ。
 バッテリーがほぼ切れかけた時点で15時になったので、仕事をひとまず切り上げ、いったんホテルに戻って一息ついてからまた仕事。
 で、ある程度まで目処が立ったから、夕食を食いに出かけてちょっと飲み食い(^^;
 ホテルに戻って入浴してから、また仕事をしてやっと一通りのことを終わらせた。んで、メールを作って原稿を担当氏に送付。ただし、こっちにいるとプリントアウトできないから、出版社で出力してもらうのだ(^o^; しかも、俺は明日から久米島へ行くんでね。その間に、次に那覇で宿泊するホテルに原稿が届けば時間のロスはほぼなしで済む、と計算。ついでに、荷物をちょっとでも減らそうという姑息な思考もあったり(^^;
 とりあえず、久米島では原稿のことを忘れて観光してリフレッシュするつもり。そして、那覇に戻ってきたらまた仕事だ。頑張らないと。


2011年03月01日 火曜日
 午前6時15分に起きて、まずは洗濯。まだ寒いし、1週間くらいなら洗濯機に入れて放置してもいいのだろうだが、さすがに2週間はキツイからな。
 浴室に洗濯物を干しつつ、朝食など食っていた。
 んでもって、軽くメールやネットのチェックをしたあと、羽田空港に向かった。
 今回は、沖縄便で初めてプレミアムクラスの席を取ったので、羽田ではプレミアムチェックインという形で荷物を預けるところから手荷物検査場までスムーズに通過。んで、10月にできたばかりの南側のANAラウンジに入った。
 なにしろ、手荷物検査場まで通過しているから、ホント時間ギリギリまで仕事していられるのがありがたいのよ。
 というわけで、ラウンジに入っても搭乗時刻ギリギリまでひたすら原稿に朱入れをしていて、今回はパソコンを広げることすらなかった。
 そうして、なんかに手間取って(車椅子の客がいたからかな?)搭乗時刻がやや遅れたものの、プレミアムクラスは優先搭乗があるので大して待つこともなく飛行機に搭乗。
 そして、しばらく待って出発と相成った。
 機内では、機内食を食ったりシャンパンを飲んだりしつつ(^^;(←いつものこと)、原稿の朱入れを進め、なんとか1回目の朱入れは終わらせた。が、今回はちょっとヤバイかも……。
 とりあえず、それでも少し時間があったので、こうしてちょっと文章を作ったりしつつ、ちょろんと修正入力も。(ここまで機内で作成)
 そんなこんなで、またまたやって来ました、沖縄!
 プレミアムクラスだから、荷物がなかなか出てこないストレスもなく、サクッとモノレールに乗って本日宿泊のホテルへ。
 ホントは、久米島にすぐにでも行きたかったのだが、このところ旅行に出かけると熱を出したりすることがあったので、とりあえずまずは那覇で少し身体を休めてから行くことにした。ま、仕事の進行の都合ってのも、大いにあるんだが(^^;
 いや~、それにしてもいつも思うが、マスクをせずに外を出歩けるのって素晴らしい!(^o^) もうね、沖縄に着くなりマスクを捨てて、外の空気を思いきり吸ったよ。ま、那覇の空気はお世辞にも綺麗とは言い難いのだが(^^;
 それに、俺にはハウスダストもあるから、完全に症状が治まるワケじゃない。とはいえ、ここ数日ずっとあった目の痒みが綺麗さっぱりなくなっただけでも、沖縄まで来た甲斐があるってもんよ。
 ということで、ホテルで一息ついてから一応は飲みに出たのだが、1時間くらいでホテルに戻って(飲み屋の割引があったの忘れてた・゚・(ノД`)・゚・。)、入浴したあとは真面目に仕事をしていた。
 0時近くになって、そろそろ寝ようと思ったら……歯ブラシがねー! ということで、フロントに持って来てもらったり。アメニティの欠品って、たまにあるんだよね。慣れてくると、やっちまうのかな?
 そんなワケで、沖縄での1日目はおしまい。


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